顔の成長も小児の時の取り組みが影響します。抜かない矯正は当院までご相談を。
従来矯正治療は永久歯を抜くことが前提とされてきました。
健全な永久歯を抜かれることは、お子さまもその保護者の方にも抵抗があるのは当然ですが、永久歯を抜くことにより、さまざまな弊害があります。
しらいし歯科医院は歯を抜かない矯正をいたします。
お子さまの場合、そもそもあごが小さいから歯が並びきれないのに、歯を抜いてしまったら、さらにあごが小さくなってしまいます。
上あごと鼻の骨は一体化しており、上あごの成長が悪ければ鼻の骨の成長も悪くなり、鼻づまりがひどくなります。
歯並びが良くない場合、歯が重なっているのは前歯、犬歯であるのに奥歯である小臼歯を抜いてしまうと、のちのち後戻りして抜いたところに隙間が残ることが多く口元全体が小さくなり、顔とのバランスが悪くなってしまいます。
歯並びというのは、唇の状態、舌の位置、あごの大きさ、噛み方、生活習慣、食生活の状態、口蓋扁桃、アデノイド、口呼吸の有無、その人の呼吸の状態(気道の状態)などのすべての結果なのです。
生活習慣、食生活の変化によりあごの退化が進みました。
お子さまの矯正治療を通して生活習慣の改善、またお父さまお母さまには大切なお子さまの食育指導も含めて対応していきます。
適用年齢は、5~6才のなるべく早い時期に始めるのが理想ですが、おおむね小学校3年生頃程度までは可能です。それ以上の場合も対応できる場合がありますので、まずはご相談ください。
下あご用(写真左)と上あご用(写真右)の器具。
価格は220,000円(税込)
治療名:拡大装置(床矯正装置)
治療の説明:取り外し式の装置を口の中に入れ、こどもの成長に合わせて少しずつ歯列の幅を広げることで自然な歯並びへと誘導する矯正方法です。
治療のリスクや副作用:装着時に多少しゃべりづらくなる可能性があります(2,3週間ほどで慣れます)。歯列を広げる過程で少し痛みを感じる可能性があります。装置を正しく装着しないと治療期間が長くなる可能性があります。
治療の価格:220,000円(税込)
矯正治療は大人になってからでも可能ですが、大人の矯正治療では限られた条件での治療となるため、その条件の中で歯を動かす治療となるため、歯を抜く場合もあります。
小児矯正治療では、歯の生え変わりの時期から治療を始めることで、歯並びだけでなくあごの成長発育を見ながら矯正治療を行うことができ、より理想的な治療を行うことができます。
小児矯正はただ歯を動かすだけではなく、成長発育を利用して、骨格の状態を改善することができます。
つまり、小児矯正では、障害になっている悪い条件を改善することにより、土台である骨格の成長を正しい軌道に修正し、悪い方向に成長するのを未然に防いだり、骨格の問題を大きくしないようにすることができます。
これが、小児矯正の最大のメリットです。
大人の歯にすべて生え変わり、あごの成長発育もほぼ終わったころ、必要に応じて成人矯正を行います。
骨格的な悪い条件がほぼ改善した状態で歯並びの仕上げをすることができるので、抜歯する確率も低くなります。
通常は、3~6歳頃(前歯が上下4本ずつ生え始めた頃)に診察を受けて、矯正治療をする必要があるかどうかをチェックすることをお勧めしています。
ただし、前歯が反対に噛んでいる(反対咬合)の場合は、2~3歳頃から治療を行います。この時期の反対咬合の原因に、舌が通常より低い位置にあることや、お口の周りの筋肉バランスが悪いことが挙げられます。
早い時期でないとできないこともあるため小学校低学年くらいまでに診察を受けることをおすすめします。
小児矯正では噛み合わせを改善することにより、正しいあごの成長発育を促します。
いわば土台づくりの治療です。乳歯がまだ残っている時期の子どもの矯正とも言えます。
期間は平均1~2年です。
もともとあごの骨の中で永久歯の位置が悪く、変なところから生え変わってしまったり、何かの原因で永久歯が埋まったまま生えてこない場合や、虫歯やケガが原因で、本来の生え変わりの時期よりも早く乳歯が抜けてしまって、隣の歯がずれてしまったとき。
この場合は、そのままにしておくと、生え変わる場所がなくなって、きちんと永久歯が生えてこなくなることがあります。
このように、個々の歯の生え変わりに問題がある場合は、その時点で早期に解決していかないと隣の永久歯に悪影響を及ぼしたり、将来もっと大がかりな矯正治療をしなければならなります。
成人矯正は永久歯にすべて生え変わってから、きれいな歯並びのための仕上げの矯正治療です。
期間は平均1~2年です。
床矯正 | 床矯正(しょうきょうせい)は取り外しのできる矯正装置です。 |
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ブラケット矯正 | 歯の表面や裏側に矯正装置を接着します。 |
マウスピース (スマイルトゥルー)矯正 | ワイヤーやブラケットを使わず、透明で薄いマウスピース型の装置を用いて歯を動かします。 |
ムーシールド矯正 | 受け口(反対咬合)を改善する装置です。 食事が遅いなど、正常な顎骨の成長発育を促進します。 夜寝るときに装着します。 |
お子さまのお口の中を拝見させていただき診察します。
お子さまを交えながらお父さま、お母さまのご希望をじっくりお聞きします。
床矯正はいつでも診察予約可能です。ブラケット矯正は第四火曜日の診察となります。
ご相談は毎日承ります。
より詳しい検査をします。
お子さまの歯の状態を診察します。
歯形やエックス線撮影を行います。
治療の方法、期間、料金などの説明を行います。
矯正装置を付けます。
おおよそ一か月ごとにチェックのため診察に来ていただきます。
床矯正は途中でトレーニング、食育などの指導も行います。
矯正装置を外します。
個人差はありますが3ヶ月~12ヶ月に一度の割合で診察に来ていただく場合もあります。
検査料 | 5,500~33,000円(税込) |
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床矯正 | 220,000円(税込) |
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ブラケット矯正(小児) | 275,000円(税込) ※調整費1回別途5,500円(税込) |
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ムーシールド矯正 | 66,000円(税込) ※種類によって異なります |
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当院の専用駐車場は、下記案内図に表示されている、第一駐車場と第二駐車場の2ヶ所になります。専用駐車場以外への駐車は一切ご遠慮ください。
第一駐車場の当院専用駐車場は入口を入り右手手前の4台分のスペースとなります。第二駐車場の当院専用駐車場は入口を入り右手前の2台分のスペースとなります。
第一駐車場が満車の場合は、第二駐車場をご利用くださいますようお願いいたします。