歯周病の治療と糖尿病の合併症への影響
お口の中の疾患である歯周病ですが、糖尿病と関係性があるのを ご存知でしょうか?お口の中の疾患と、免疫疾患(1型)・生活習慣病(2型)である糖尿病にどんな繋がりがあるのか、糖尿病の合併症への影響を含めて、詳しくご紹介して行きましょう。
糖尿病と歯周病の関係性
歯周病に罹患している場合、血糖値が高くなる傾向があります。歯周病は炎症疾患であるため、炎症によって生まれた毒素が血管を通して全身に回ります。歯周病中度~重度の場合、歯周ポケットの炎症範囲は手のひら程度の大きさと言われています。歯周ポケットの内部は目視することは困難でありますが、お口の中に手のひらサイズの炎症があると考えると、その事実に驚愕する人も少なくありません。
炎症によって生まれた毒素は血糖値を下げる働きがあるインスリンの効果を妨げるため、糖尿病の発症の要因の1つになったり、進行しやすくなったりします。
糖尿病は自覚症状が現れにくいため、治療を受けない・途中で放棄してしまう人も少なくありません。しかし、高血糖の状態が長期的に続く場合、様々な合併症を引き起こす恐れがあります。以下が糖尿病の合併症です。
▼糖尿病性網膜症
▼脳梗塞
▼心筋梗塞
▼糖尿病性腎症
▼糖尿病性神経障害
▼糖尿病足病変
▼歯周病
このように歯周病も糖尿病の合併症と言われており、歯周病が進行すれば血糖値をコントロールに影響を与え、歯周病を治療し改善すると血糖値のコントロールが良好となると報告されています。
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